誤作動するダウジングマシン

ダウジングマシンは、画面内にアイテムが埋まっているかどうかを調べ、埋まっているアイテムがあればそれに反応して知らせてくれるアイテムです。

しかし、赤緑版では埋まっているアイテムが画面内にあるにも関わらずマシンが反応しなかったり、埋まっているアイテムが画面内にないにも関わらずマシンが反応したりすることがあります[1]。

ダウジングマシンを使ったときの処理

※以降に出てくる「隠しアイテム取得フラグ」「リストH」「リストI」については、フラグを共有している隠しアイテムを参照してください。

まず、ダウジングマシンを使ったときの処理を説明します。
ダウジングマシンを使ったときの処理は、以下のようになっています。

  1. リストIの各エントリのうち、主人公がいるマップと同一であるものを対象とする。対象となるエントリに対して以下の処理を行う。
    1. エントリに対応する隠しアイテム取得フラグを参照し、取得状況を調べる。
    2. 主人公の座標とエントリの座標から、隠しアイテムが画面内に存在するかどうかを調べる。
    3. 未取得かつ画面内に存在する隠しアイテムが1つ以上存在する場合は「近くに埋まっている」、そうでない場合は「近くに埋まっていない」とする。
  2. 「近くに埋まっている」「近くに埋まっていない」それぞれの場合について、対応したメッセージを表示する。

ダウジングマシンが誤作動を引き起こすケース

冒頭で書いたように、特定の場面ではダウジングマシンが誤作動することがあります。

リストIの座標が間違って設定されている・リストIにエントリが存在しないもの

該当アイテム

ダウジングマシンは、実際にアイテムが埋まっているリストHの座標ではなく、リストIの座標に対して反応します。5つの隠しアイテムに対応するリストIのエントリは、実際に埋まっている座標と異なる座標が設定されており、1つの隠しアイテムはリストIに対応するエントリが存在しません。このため、本来埋まっている場所ではマシンが反応することはありません。
また、座標の設定ミスにより本来立つはずのフラグが立つことはないため、リストIの座標に対しては常にマシンが反応します。

アイテムが埋まっている座標によるもの

該当アイテム

  • サントアンヌ号 地下1階客室のすごいキズぐすり (x = 0, y = 6)
  • モノマネむすめの家 2階のきんのたま (x = 0, y = 6) ※これは実際に埋まっている位置であり、マシンが反応する位置は(x = 0, y = 1)

これは、ダウジングマシンを使ったときの処理bにおいて、x座標かy座標のどちらかが0の位置に埋まっている隠しアイテムに対しては、誤って常に画面外にあると判定してしまうためです。

参考文献

[1] しづき、ダウジングマシンの誤作動 | 伝説のスターブロブ2、https://hakuda2.web.fc2.com/wario/poke1/k26.html、2022年3月30日閲覧。